テレワーカー・デイズ

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テレワーク定着への課題

テレワークに移行して、通勤がなくなったことが非常に楽になったという話をよく聞きます。
職場と自宅の距離は様々ですが、例えば往復2時間ほどであれば、軽く映画1本見られる時間、歩いたり、待ったり、電車にのたりしているわけですから、
その時間を趣味や家事に回せるようになれば、相当変わってくるのはあたりまえです。
何か行動しなくとも、単純に体を休める時間に回したとしても、疲労の具合が随分違います。

また、都市の中心部で働くために高い家賃を払って住居を借りている人が、
テレワークになったことで遠方に自宅を構えることも可能になり、今までと同額程度の家賃で条件の良い物件に引っ越すことができたというケースもあるようです。

企業側ではオフィスを縮小したり、交通費を払わなくてよくなったことで、相当な額の節約になったというところも話も聞きます。浮いた金額を売上減の補填に回したり、テレワーク手当として社員に還元したり、企業側にもメリットは多いように感じます。

それでもテレワークを実施しない、やめてしまう企業も一定数あるようで、
民間の調査会社「東京商工リサーチ」の調査では、

テレワークの実施 … 31% 一度も実施していない企 … 42%。
感染拡大で実施したけどやめた … 26%

という結果が出ているそうです。

テレワーク 導入後26%の企業がもうやめた…定着への課題は

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516141000.html

この記事には、セキュリティーの確保やテレワークに対応するためにシステムを使い切れない社員がいるなどの課題があるということが書かれています。

さらに、人間関係の構築やスキルの伝達が難しい等の場合もあるようで、知人の勤務する企業では、技術系の仕事での新人への教育が難しいという理由から、ベテランはテレワークで、勤務年数の比較的浅い社員のみ出勤の方向で話が進んでいるということでした。

様々の理由から完全にテレワークへ移行するのはなかなか難しいく、途中断念する企業もあるようですが、コロナウイルスの広がりが再び懸念されつつあるこの時期に、なんらかの工夫でテレワークを推進できないか、今一度検討してみてもいいのではないかと思います。

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