テレワーカー・デイズ

テレワークで働く日常と、お役立ち情報をお届けします

ライフ 働く人へ

ステイホームで変わるマイホームの在り方

2020/07/18

共働きにとってのマイホーム

我が家は共働きです。
20年前にマイホームを建てました。

育児休業中に、時間をかけて、
間取りとか素材とか吟味したオーダーメイドです。

しかし、その家にゆっくり過ごせるのは週末だけ。
仕事と育児に追われる日々の中、
手入れも活用もできないで、次第に廃れていくマイホームを
もったいないと思うようになりました。

寝に帰るだけの家なら、狭くてもOK という都会の人が
生活便利な立地第一で選ぶ心理がわかるような気がしていました。

私がテレワークにしたいと思った理由の1割くらいは、
せっかく建てた家が古くなってしまわないうちに、
家で過ごす時間をもっと持ちたいと思ったことでした。

その他のおもな理由はこちら
私がテレワーカーになった経緯 >>

コロナ禍に便利な住まいとは

私の家の間取りは、中央に太めの廊下があり、各居室に廊下を通って入れます。

つまり、シェアハウスがすぐにでもできるような間取りなのです。
家族に顔を合わさなくても部屋に入ることが可能。
実際はリビングをガラスドアにしたので、誰が帰ったことはすぐにわかりますが。

当時は、家族間の関わりを大事にするという観点で、
家族が家の中で必ず行き交う状態の間取りも流行っていたのですが、
それとは逆行しています。

万一この家を売るとしても、学生の下宿とか高齢者の共同住宅に転用できるな、
と思ったものです。

それがコロナ禍で、思わぬ便利さを発見できました。
廊下を通じた個室ばかりなので、万一体調を崩した家族が出ても
隔離しやすいのです。

太めの廊下は、ハウスメーカーさんのおすすめで採用したわけですが、
これも良かったと思います。

ちょっとした荷物の仮置き場にもなりますし、
コロナ禍では、家族同士の行き交いの密を避けることができるのです。

また、採光を考えて窓を大きくたくさん付けたことも換気しやすいことにつながりました。
感染予防には換気が大事とのことですから。

でもあまり窓が多くて大きいと、構造的には強度の問題があるようです。
地震に強い家とはいえなくなってしまいます。

これからのマイホーム

この新型コロナウイルスによって、集合住宅でなく、一軒家を求める人が増えています。
感染リスクを減らすためでもあるでしょうし、
おうち時間を充実させるためもあるでしょう。

庭いじりDIYのニーズも高まっています。

テレワークによって、家で過ごす時間がメインになれば、
マイホームに対する考え方も変わってくるのも当然です。

地価が安くて住みやすい気候の土地に、大きめの家を建てるという方がきっと増えていくでしょう。

-ライフ, 働く人へ