営業での外出
2019/10/07
10月というのに、真夏日の地域もあって、異常気象による季節感の変化をひしひしと感じます。
さて、テレワークの導入や認知が進む中で、雇う側にとってはやはり大手企業のものという認識が根強いのも否めません。
でも私は、中小企業の中でも小規模企業にあたる会社に、正社員のテレワーカーとして雇われています。
その私がどういう仕事、生活をして、どういう思いをしているかなどを伝えることで、小さな会社でのテレワーク導入検討のヒントになってくれればいいなと思っています。
このことについては、「中小企業、零細企業こそテレワーク」のページでも掲載しておりますので、またご覧いただければ幸いです。
クライアント先への訪問
昨日、地元のクライアントの会社へ、訪問してきました。
担当者から相談に乗ってほしいとの連絡を受けての訪問でした。
通常在宅テレワークをしていますので、すべて自宅の中だけで仕事は終結するのですが、ごくたまに、こうして社用外出することがあります。
直接会って話したいというお客様はどうしてもいらっしゃるし、「そちらにお伺いしていいですか?」と言われると、「いえ、こちらから訪問させていただきます」と言わざるを得ないのです。
昨日訪問した先もそのような経緯でした。
簡単に説明したつもりでしたが、相手は会社のオフィスだと思い込んでいますし、なんとなく説明しがたい状況でうやむやになっているのです。
進むテレワークへの理解
用件が終わって、帰ろうとする時、相手の方が
と言われたので、
と伝えました。
すると、「ああ!」とすぐ納得してもらえました。
数年前なら「テレワーク、何それ?」「在宅スタッフって、アルバイトじゃないの?」と思われかねない状況があり、説明もややこしく、信用度に不安を持たれる状況だったと思います。
それが今や、「テレワーク」というワードを出すだけで理解してもらえますし、何か最先端の制度を導入しているかのような錯覚もしてもらえます。
テレワークは、IT専門職、営業職で多く導入されている制度ですが、総合職も十分に利用できる制度だと思います。
今は緊急時やプロジェクトによって、オフィス勤務とテレワーク勤務を切り替える制度を取り入れる企業も増えてきました。
さまざまな状況に合わせて、上手にテレワークを導入することが、企業と働き手が抱える問題を解決する糸口になるでしょう。
仕事で人と会うことの新鮮さ
社内では毎日、Skypeや電話などで会話はしていますが、テレワークであると、仕事で人と面と向かって話す機会が少なくなってしまいます。
ですから、たまにこうして社外の人と直接会って仕事の話をするというのは、緊張感もありますし、身なりもいつも以上に整えなければなりません。
それを面倒だと考えるか、新鮮だと考えるかは、本人次第です。
私はどちらの思いもあるので、なるべく意識的に「新鮮だ」と思うようにしています。
実際、いつもと違う生活は1日が長く感じられます。
そういう時を持たないと、あっという間に時が過ぎて、生活に張りも生まれないような気がしています。