テレワーカー・デイズ

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働く人へ

チャンスが巡ってこない人へ

コロナ禍に迫られる選択

就きたい職業や、実現したい夢などに向かっていたはずが、
いつの間にか軌道が変わってしまったという方も多いことでしょう。
というより、ほとんどの人がそうなのかもしれませんね。

さらにコロナ禍に遭って、ますます夢が遠のいてしまったと感じる方も
多いはずです。

たとえば、航空業界です。
ただでさえ採用の競争率が厳しい航空業界は
このコロナ禍によって、採用は絶望的な状況になっています。

航空業界に憧れる人たちは昔から多く、その職業に就くにも
狭き門でした。

航空業界

私の友人もCAを夢見て、ひとり上京しました。
しかし夢破れて故郷に帰ってきました。

夢に近づくために、今やるべきこと

新型コロナウイルスの広がりにより、
夢を諦めるか、耐えてチャンスを待ち続けるかの選択を突然迫られた人が、
あらゆる業種、状況に無数にいらっしゃると、容易に想像できます。

前述のCAを目指して諦めた友人は
帰郷した後、地元の青年と出会い家庭を持ち、
今も幸せな人生を送っています。

夢を叶えるだけが幸せとは限りませんが、
叶えられなかった夢は、心の奥底に燻り続けているかもしれません。
「あの時、諦めなければどうなっていたかな」

夢を叶えるには年齢は関係ない、という人もいますが、
可能性からいうと若いうちからスタートするに越したことはありません。

チャンスが巡ってこない、夢が遠ざかっていく・・・
とお嘆きの方へ。
成功者と言われる方々がどのような方法をとってきたかを知ることで、
一歩前進するヒントが得られるかもしれません。

昨日、「半沢直樹」で好演した市川猿之助さんが、
林先生の初耳学」というテレビ番組で、
高学歴ニートたちに授業をおこないました。

先の見えない世の中をどう生き抜くか、
を指南する内容になっていたのですが、
まさに、夢を諦めるか、待ち続けるか、の基準を回答していました。
それは本人が、夢に対する思いがどの程度まで強いか
つまり、伴う犠牲を犠牲と思えないかということが基準だというものでした。

夢を叶えたい

そして、夢に近づくために今何をすべきか・・・

「目の前のことを、誠実に、コツコツとやる」

成功者が揃って言う言葉です。

高橋英樹さんから指南を受けた、娘の高橋真麻さんや、元大阪府知事の橋下徹さんも
同じことを言っていました。

自分の実力を発揮するチャンスが与えられない
不平不満ばかりいうのではなく、
意に沿わないことでも与えられた目の前の仕事を
コツコツと誠意を持ってやり続けていると、
誰かが見てくれている、そしてチャンスが巡ってくると。

芸能界という広く様々な目が向けられている業界だからこそ
「誰かが見てくれている」というチャンスに巡り合いやすいというのもあるでしょう。
しかし一般の会社員だとしても、きっと誰かが気づいてくれます。
万が一そういうチャンスが得られないとしても、
確実に自身の力・経験値になって、将来の道がさまざまな方向に広がる可能性を得られます。

分かれ道

さらに、市川猿之助さんはこうもおっしゃいました。
スーパー歌舞伎などの型破りなことにも挑戦していますが、
型破りなことをしたければ、
まずは型を身につけなければできないと。

"型破り"なことをしたければ、まずは型を学べ。
型無くしてはただの"形無し"になってしまう。

という説明に腑に落ちる思いがしました。
さすが、幼少のころから仕事をされていて
実年齢以上の経験を積んでいる人の考えは達観していると感じました。

これからの道の選択を迷われている方、
夢に向かって今何をすべきかわからなくなっている方、
参考のひとつとなれば幸いです。

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