デュアルライフ
最近、デュアルライフといわれる二拠点生活をする人デュアラーが増えているそうです。
生活拠点を2か所もつという、豊かな生活です。
デュアルライフの例
たとえば、あるWebデザイナー男性の場合。
月曜~金曜は都心のオフィスで働き、土曜日曜は妻や子供たちが暮らす山梨の自然豊かな場所へ戻ります。
なんだ! 単身赴任じゃないかと思われるかもしれませんが、
それを敢えて望んでやっているところに違いがあります。
都会暮らしの便利さも、自然豊かな暮らしも、一週間の中で堪能できるというメリットがあります。
今までは、人生の中で 都会暮らし→田舎暮らし に移行してきたことを
短いスパンで実行しているのです。
この方がデュアルライフを選んだ理由は、
子供たちには自然の中で自由に自ら考えて行動できる人に育ってほしいという願いと
ご自身は仕事をバリバリとやっていきたいという願いを両立させるためのようです。
デュアルライフの新しい点
新しい言葉なので、新しい形態のように聞こえますが、
形態だけを見れば、単身赴任とか、別荘暮らしとか、昔からあったものです。
何が新しいかというと、
自ら選択して敢えてその生活をしています。
・また別荘のように、費用をかけないこと。
拠点となる住居は、空き家利用などの安価で済ませることが多いです。
というところがポイントでしょうか。
この方のお仕事なら、リモートワーク(テレワーク)でも対応できそうな気もしますが、
ご本人曰く「リモートワークにはまだまだ限界がある。やはり都心にいないとできないことがいっぱいある」
ということで、デュアルライフを選択しているそうです。
理由はそれだけではないような気がします。
いつも同じ風景よりは、たまに違う風景の中で過ごすことが、新鮮で得難い幸福感があるのだと思います。