テレワーカー・デイズ

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桂文枝さんの講演、南佳孝さんのミニライブ

昨日は地元新聞社が主催する「女性クラブ」の2019年度、最終回のイベントがありました。

桂文枝さんの講演、南佳孝さんのミニライブ

南佳孝さんのミニライブ

スローなブギにしてくれ」で一世風靡したシンガーソングライターの南佳孝さんが、今回のライブのゲストでした。
女性対象のイベントということがあって、今まで女性ミュージシャンが多かったので、新鮮な感じです。

郷ひろみさんがカバーしてヒットした「モンロー・ウォーク」など7曲くらいを披露し、会場は盛り上がりました。

もう結構なお年だと思いますが、姿勢や佇まいは若々しく、ギターを弾きながらの歌声は変わらぬ迫力がありました。

桂文枝さんの講演

桂文枝さんは、冒頭「今日の私の講演は、何か新しい知識が増えた、聞いて何かをやろうと思えた、みたいな内容ではありません」と、前置きをしました。
演目は「笑いはこころのビタミン剤」です。

「今日は皆さんに、ただ、たくさん笑って帰ってもらおうと思っています」

笑いは心のビタミン

笑うことが心身の健康に役立つことは、もうすでに多くの人が知っていることです。
ガン細胞をやっつけるNK細胞を活性化するには、笑いを取り入れることが有効で、笑うことが長生きにつながるというものです。

話のネタは、老いと家庭や病院での日常をとらえたことが中心でした。
女性クラブに参加しているメンバーは高齢者が多いということもあって、その選択になったのでしょう。
途中、川柳を引用しながら、「あるあるエピソード」を次々と出していくので、綾小路きみまろさんかと思うような面もありました。
でもさすが、話のしかたは面白く、素直に笑えました。

文枝さんは加齢により耳の機能が落ちているそうで、その診療で病院を訪れた時、居合わせた患者さんたちのことをネタにしています。

「たまには病院も行かんといかんな。面白いネタがいっぱい転がっとる」

私も入院したとき、病院というところは人間模様が様々に垣間見えて、本当に興味深いと感じたことかあります。
暇で静かな空間だから、人の会話が自然とたくさん聞こえてくるからでしょう。

情報の拾い方

ここ数年テレワークで働いていますが、何も行動しないと、外に出ないと、自分の意志と関係なく入っている情報がすごく少なくなると感じます。

現代の若者はテレビをあまり見ないといいますが、テレビはインターネットに比べて、自分の意志とは関係なく入ってくる情報の割合が多いものです。

図書館・本屋も、求めていない情報も含めていろいろと入ってくる空間です。ネットでほしい本のタイトルだけキーワード検索して、それに関わる情報しか見せない偏った状況とは違います。

要らない、無駄」と思われることの中に、面白いこと将来役立つことが混じっているかもしれないのです。

実際、今回の外出で、偶然10年ぶりの懐かしい顔に出会いました。
以前一緒にテニスをしていた女性で、結婚を期に引っ越していった人です。
当時は独身だったけれど、再会した昨日は二人の小さな子供のお母さんになっていました。
近況と共通の知人の情報交換をしました。

何も行動しないと、外に出ないと、起こらなかったことのひとつです。
物騒な世の中ですから、いいことばかりではないかもしれません。
それでも縁があってこの世に生まれて、地球に住んでいるのですから…と思うようにしています。

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